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発表会当日、関係者の方々から聞いたお話やそこから推測(妄想)できることなどから
面白そうなものから書き出していきます。

その1は・・・・
■輸出仕様との性能差について

新型VMAXは、輸出仕様200psに対し、国内仕様は151psとなっています。
購入を検討している人にとってこの点はやはり最も気になるところだと思います。

まず基礎知識ですが、
国内メーカーが日本で認可を得る車輌の基準と
輸入車(逆輸入車含む)を国内登録する基準は異なります。

ヤマハの人が言っていた訳ではないですが
200psと151psの差はその中の多分マフラー騒音規制によるものです。
151という数値からして馬力自主規制の名残とかでは無さそうです。
細かい話をし始めると長くなるので省きますが
国内の認可車輌として正式に売り出すに当たっては
この基準がベースとなるのは当然で、そこにグダグダ言ってもしょうがないのです。

問題はその151psがどのような味付けをされているか、です。

開発の人によると、
少なくとも常用域においては乗り比べても普通の人は判らないそうです。
サーキットやドラッグレースなどでブン回すような人は違いに気づくかも・・・・程度なようです。
とにかく、その差は相当上の方の回転数での違いみたいですね。
 
スペックで見ると
輸出仕様は200ps@9500rpm
国内仕様は151ps@7500rpm

単純考えても49psの主な違いは
多分7500~9500rpmの範囲においての話だと思われます。

7500rpmから下の範囲では
変わらないか、むしろモリモリ感を付けてあるのかもしれません。

ちなみに新VBOOSTとも言える可変ファンネルの切替ポイントは6650rpm。
先代VMAXに乗ったことある人なら判ると思いますが、
V-BOOSTが効き始めた後の爆発的な二次加速において
レッドまで回す「んガーッ!」というほんの一瞬の間に馬力の違いを感じられると思いますか??
・・・・俺は多分そんな余裕ないです(笑)
 
数値だけ見てパワーダウンを非難する声はあるかもしれないですが、
規制内でのベストセッティングを出していると考えれば
個人的には全く気になりません。

先代における輸出仕様と国内仕様の違いは、
「V-BOOSTが無い!」という根本的な問題(?)がありましたが、
今回はそうではないのもポイントです。

ま、こればっかりは乗ってみないと判りませんが、
話を聞くにつれ、無駄な金やリスクを払ってまで逆輸入する意味は無いと
個人的には思います。

仮にもし70万円の差額を払って逆輸入するよりも
そのカネは、
・ローダウン
・ETC
・HIDヘッドライト
・メーターバイザー
・クラッチケースカバー
とかに使う方が断然有意義だと思います。
(あ、また欲しくなってきた・・・・orz)

どうしても上のパワーが欲しいという人は
フルパワー化の費用に充ててもオツリが来るかもしれません。


そのフルパワー化の可能性については次回書きます。
ヤマハの人によると
「当たり前の話として、カスタムの可能性はメーカーが制限できるものではない」
的な話です。

・・・・今日はこのへんで。

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