最近いろいろメールもらうんですけど、
面白い話があったので転載させてもらいます。
まずはVMAX目撃情報です・・・。
(以下転載)
目撃情報をおくります。
ついに三重県北部にVMAXが出現しました。
14日の日曜日に三重県北部の国道306号線の峠に出現しました。
軽く流しているようなエンジン音でしたが、ヒルクライムもダウンヒルもとんでもないペースで走っていました。
とんでもないペースと言うのは加速と減速のメリハリがすごいのです。
ビューっと走ってきてガチっと減速してパタっとバンクして出口でビューっと加速していました。
300キロ以上の重量のマシンなのにS字などもスムーズにヒラヒラと切り返して、
立ち上がり時にはアメリカンの貫禄でありながらビッグネイキッド並みのラインと立ち上がりスピードで立ち上がっていました。
ただ不思議なのは、ナンバープレート付近に枯葉マークがあったことです。
あれは、70才以上のマークだったと思うので、70才を超えるライダーなのでしょうか?
この事は謎です。
以前も、枯葉マーク付のヤマハFZ1がステップから火花をバリバリと散らせながら走っていましたから、
もしかするとそのジイさんが乗り換えたのかもしれません。
不思議です。謎です。
今度はオーナーが休憩か何かで止まったときにいろいろ聞いて報告します。
青のCB400SF乗りからの報告でした。
(転載ここまで)
と、いうことで、スゴイですねー!
何がスゴイって、枯葉マークのスーパーヒルクライム&ダウンヒラーって、いったい何者?
って感じですよね!
枯葉マークにブチ抜かれて引き離されたらちょっと涙目になるかも・・・・w
そんなジイさんがいたらカッコ良すぎですよね。
それにしても
枯葉マークは確か必須じゃなくなったはずなのに敢えて付けてるとこがスゴイ(笑)
しかもバイクって付ける必要あるんですか・・・?
VMAXでも枯葉付いてたらなんか配慮した方が良いのだろうか・・・?(笑)
とにかくもうVMAXと枯葉っていうギャップが面白いっすよねー。
かなりの遊び人なおじーちゃんとお見受けしました。
で、そうこうしてたら、その次の日くらいにこんなメールが来ました。
既に何度かやりとりしたことのある方だったんですが・・・・
(以下転載)
さて、14日の日曜日にVMAXがやってまいりました。
(=^▽^=)わぁ~い!
今までは250kg程度までのバイクばかりでしたので、
やはり300kgを超える車重はずっしりきます。┐(´ー`)┌
あれこれオプションやパーツが頼んであったのですが、入ってきていませんでした。
ローダウンシート・リヤマウントベース・レッドトップカバー・HIDヘッドライト
は後日に取り付けとなりました。
たちごけ傷防止セット?のパーツはありましたので、早速取り付けました。
また、もう若くないので、≪枯葉マーク≫も取り付けました。
13時までには「たちごけ傷防止セット」の取り付けが終わりましたので、
早速「ならし走行」兼「感動体験」に出かけました。
「たちごけ傷防止セット」はカッコが悪いといえばカッコが悪いのですが、
エギゾーストパイプが一体物で8万円もすると聞けば、かっこ悪さより、キズ防止をえらぴました。。
うんちくは分かりませんので、ただ感じたままをお伝えします。
まず、見た感じ・・・遠目で眺めると小さく感じますね。
ビックネイキッドだってホイルは17インチ、アメリカンであれば15インチくらいが多いですから、
ふっと見てホイル・タイヤに目がいくと他のバイクと比較しなければ、全体的に小さく感じました。
ところが、近づいて見れば≪でっかい!≫です。ボリューム満点の≪特盛り・大盛り≫です。
よく考えてみれば前後とも18インチのホイルですからデカイ筈ですね。
┐(´ー`)┌
次に取り回してみて・・・やはりデカイ!
全長2.4メートル、ホイルベース1.8メートルと言うものはこう言う事なのか、、、と思い知らされました。
慣れていないのも影響していると思いますが、思ったように動いてくれない!思ったより外回りをする!
押し歩きでのUターンなどは、ちょっと気をつけないと曲がりきれず、切り返しが必要になります。
310キロを超える車重が押し歩きの時はあまり気にならないです。
重心が低いことの影響でしょうか思ったより怖さが少ないです。
しかし段差を乗り越える時に一度止まってしまうと2センチの段差がとてもつらいです。
ちょっとした傾斜で押せなくなります。駐車時には出発の時のことを考えて駐車しないとヤバイです。
この時に310キロを超える車重を感じ取れますね。
またがってみて・・・あら不思議?310キロの重さが嘘のようであります。
重心が低いということはこれほど軽く感じるとは思いませんでしたね。
シート高はあまり無いのですが、幅が広いため、思ったより足つき性はよくないです。
自称身長169センチ=実際身長166センチの小生では、バレリーナにはなりませんが、
安定感が良い車体なので、ゴロリン緊張は少ないです。
ただし、グラッ!っときた時は、310キロの重さを感じ取れます。
サイドスタンドを入れるときの車体を起こす時も、やはり310キロの重さを感じ取れます。
緊張感は少ないですが、≪慎重さ≫が必要ですね。
サイドスタンドの「出し入れにくさ」で足の長さを測定されているような感じです。
だいぶ前乗りしないとサイドスタンドは1番前まで行ってくれないですね。
急遽、≪サイドスタンドエクステンション≫を自作して取り付けましたので、サイドスタンドの「出し入れにくさ」は解消しています。
何度も言いますが、デカイ!
エアスクープとトップカバーの見た目は、
その上にラーメンチャーハン定食を乗せても、まだ餃子を注文できるくらいの広さです。
今まで細身?の単車ばかりでしたので、エアスクープとトップカバーの上からの眺めはデカイですが絶品です。
太陽の光を反射するように眺めると、黒色の中にこげ茶色が混ざっていて、
虹色とも思えるラメが入っている感動の塗装です。・・・・・・これが、またまた綺麗なのです。
☆☆「感動の初体験」に出発です。。。
ちょっと長めのセルボタンを押し、エンジンがスタートすると、≪股間≫で魔人の心臓の鼓動が開始されます。
これも感動ものです。
しかし、同じヤマハのFZ1に比べるとセルを回している時間が倍くらい必要なのが、なぜかわかりません。。。
「ならし走行」兼「感動初体験」ですから、回転も3000rev/minくらいまでで、
無理せずのんびりと走りだしたつもりなのですが、思ったよりスピードが乗って≪ビックリ≫であります。
☆☆走り出して・・・スゴイ!
町乗り低速編です。
動き出せば、停車時の取り回しの感じがウソのようになります。
極低速域(1速のアイドリングのような速度)では、重量とキャスターからくる切れ込みを感じられますが、
普通に走っていれば、まったくといって良いほど感じられません。
普通のネイキッドまたは教習車のハンドリングと言っても良いくらいです。
交差点などでも、抜群の安定感で右左折することができます。
さすがに乗用車の間をすり抜けようとは思いませんが、
この巨体が≪普通にクラッチをつなぎ、普通に走り出し、普通にシフトアップができる≫ので、
町乗りも超ラクチンのVMAX09であります。
スムーズにスタートし、感動のパルス感、これは余裕のトルクの作る技だと思います。
極論を言えば、買った荷物の積載場所に困りますが『コンビニ買出し号』にも使えるくらいです。
クラッチさえつながっていれば、車重のことはまったく感じないくらい快適に乗車していられます。
停車の瞬間などのクラッチを切った状態の時に若干ですが310キロの重さが顔を出してきます。。。
慎重に・・・慎重に。。。
存在感の大きなデカイ車体と≪枯葉マーク≫のおかげで、乗用車による幅寄せなどは皆無ですし、
もし近づいてきても、「クッ!」っとアクセルを開くだけで、あっという間にかわせますから多少は安全かなぁ?っと思います。
郊外淡々走り編・・・今までに無い≪乗りアジ≫
郊外で淡々と走っている時は、まさに≪爆発のトルクで走る≫ような心地よいパルス感が現れます。
回転数で言うと、アイドリングから2000回転超え位ですね。
回転で走るのではなくトルクで走るのも良いものですね。
インラインフォー(死語かな?)の滑らかさも非常にすきなのですが、
なんと言うか?「シリンダーで爆発が起きてる」って言うのを感じ取れることに感動しました。
加速がほしい時はそのままアクセルを開けば加速し、減速したければアクセルを閉じるだけ!
郊外の信号の少ない道ではオートマチック状態ですので、
小生のような『ずぼら運転』をしたい人間にはルンルン(これも死語?)であります。
風を感じて、パルスを感じて景色を眺めながらのんびりと走れます。
そして、少し緊張する信号停車時には対抗車線に止まったライダーの視線を感じ、
横に止まった4輪車のドライバーの視線を感じ、股間でエンジンの躍動を感じています。
この単車は郊外を流している時も、スムーズかつパワフルでありながら、ドッシリとした≪余裕の走り≫を見せてくれます。
(人´∀`*)HAPPY・・・・・!!
かるぅーいワインディング編・・・(・_・)エッ....?ウソだろう?
見た目の「アメリカンさ」から想像もできないほど、コーナーを軽ぅーく抜けていけます。
S字の切り返しも「この巨体、この重量」からは想像もできないほど、コーナーが楽なのです。
さすがにスーパースポーツのようには無理ですが、一般のアメリカンではないのです。
ヒルクライムならばビッグネイキッドとも互角に張り合える場合もあるんじゃないかな?って思えてしまいます。
それほど、旋回性がよいのです。クルクル?クリクリ?とはいえませんが、クルゥッ!、クルゥッ!っとコーナーを回っていけます。
(^O^)/はぁ~い!バッチリ!
フロントの接地感も十分あり、ツーリングペースでの走り方なら不安無くコーナーに向かえます。
今までならちょっとオーバースピードかな?と思っても、旋回性が良いので、小生の技量を単車がカバーしてくれますね。
ヒルクライムならば、(慣らし中のためトップスピードこそ90キロ程度ですが)
3000回転もあれば750ネイキッドならば楽について行けますね。・・・・・当たり前か?
スムーズに減速し、クルゥ!っと旋回し、ドッカァーン!と加速していくのが楽しみになりました。
ここで初めてVMAXで気になった点を記載します。
ヒルクライムならばビッグネイキッドとも互角に・・・と言いましたが、
ダウンヒルにおいて、いくらABSがあろうとも310キロの車重がコーナーにオーバースピードで飛び込んでいけば、
・・・・きっとガードレールにぶっ飛んで行くと思います。きっとじゃなく絶対に?
ダウンヒルでの重量はハンデになりますからね。
┌(。≧o≦)ノぁ・・何を隠そうこの小生も、3回ほど冷や汗を流しました。
仲間と走っている時でも間違ってもコーナーで勝負を挑まず、
・基本通りに確実に減速
・旋回性を生かして小さく向き変え
・立ち上がり加速で引き離す
といった走りが似合うのかなぁ・・・って思います。
ちょっとペースを上げたツーリングスピードであれば、良く効くブレーキと最高の安定感、
すばらしい旋回性で、結構ハイペースで走れます。何より、ラクチンであります。
また、コーナーリング中(タイヤの両端1センチか2センチくらいまで使っているようなバンクの時かな?)に
路面ギャップを拾うと、フレーム剛性の高さからなのか「バァバアン!」と跳ねる時がありました。
まあ、跳ねた後は何事も無かったかのように走り去れるのですから、あまり気にしなくても良いのかなぁ?って思います。
・・・・・と言うわけで、1日で295キロの走行をして、ワクワク感が今まで以上に沸いてきました。
すっごい単車です。乗れば乗るほど「とりこ」にされます。それほど魅力のある単車にめぐり合えたのも
貴殿のホームページのおかげです。
ありがとうございます。
まだまだ≪魔人VMAX09≫に乗り始めたばかりですし、慣らし運転の途中なので、
中回転域や高回転域での本当の≪魔性≫は分かりませんが、ポツポツと乗っていきます。
初めて単車を買った時のような≪わくわく感≫を感じられたのは久しぶりです。
慣らしの途中ありますが、また状況報告をいたします。
たちごけ傷防止セットと自作エクステンションの写真を添付いたします。
小生は、斜め前からと斜め後ろからの姿が特に気に入っています。
■立ちゴケ傷防止セット(これは市販品?ショップのオリジナルですかね?)
■自作エクステンション
■お気に入り写真(枯葉マークが!!!)
(転載ここまで)
・・・・ということで、≪年寄り爆走倶楽部メンバー≫さんからのメールでした。
もうね、コレ見てぶっ飛びましたよ、ハッキリ言って!
「目撃情報とのタイムリーさ」だけじゃなく、
敢えて敬意を表した呼び方として失礼を承知で使わせていただくと、
「枯葉マークのジィさんスーパーヒルクライム&ダウンヒラー」
の正体が判ってしまった上に、しかもこの顔文字たっぷりのファンキーな文面!
今まで数回やりとりしてたんですが、
こんな感じだったんでせいぜい20代から30代くらいだと思い込んでました・・・。
枯葉マークって・・・いったいおいくつなんですか・・・??
しかもインプレがチョー判りやすい!!!!
敢えて断言してしまうと、雑誌やブログとかで今まで読んだインプレの中で、
「間違いなく最強!」と言いたい!
こんなに判りやすくてしかも読んでて判り易く、さらに楽しさが伝わってくるインプレは初めてです!
パーフェクト! さすが年の功(?)・・・なんですかね。
タチゴケ防止キット?も、潔く実用重視で良いですね。
密かに詳細を知りたいです。
それにしても素晴らしくカッコイイおじさんですね。
ファンキーモンキーベイベーな感じですね!
ホンキートンキークレイジーとでも言うか・・・笑
きっと同年輩の人と較べても断然イキイキとしてるんでしょうねぇ・・・・。
是非機会があればお会いしてみたいもんです。
かっこいいなー、こういう歳の取り方したいもんですなぁ~。
・・・・ということで、こんなメールを
目撃情報=2009/06/16/ 1:04
本人登場=2009/06/17/ 1:06
とかでいただきました(笑)
ということで、
「青のCB400SF乗り」さんと「年寄り爆走倶楽部メンバー」さんは、
また峠で出合ったら是非ケッコンしてください(笑)
あー面白かった(笑)
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