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俺に再び明日は来るのか・・・?
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(注)これは結構事実に基づいてはいますが、
脚色とかも加えた、ややフィクショナルなお話です。十分ご承知おきください。

これは「第1回」「第2回」「第3回」「第4回」第5回」からの続きです。


VIN記載のシール画像をo&m'sのMさんにお見せしたところ、
その数日後、回答がありました。

以下原文より抜粋します。
(て、手抜きじゃなくて・・・その方が臨場感があるからです!)

(引用ここから)

バイク輸入の件でお世話になります。

写真をお送りいただき、ありがとうございました。
VINナンバーも確認できて、大変参考になりました。
お送りいただけてよかったです。

お送りいただいたシールはFMVSSラベルというものですね。
FMVSSとは、米国連邦自動車安全基準のことです。
このラベルは、ヤマハという会社が米国連邦自動車安全基準に沿って製作した
という意味を持たせてあるようです。

ただ、二輪車には制動装置に求められる基準が二種類あって、主制動装置と、
駐車性能に関する基準があります。
上記のFMVSSラベルが確認できる場合は駐車性能適合を証明するものは省くこ
とができますが、残念ながらFMVSSラベルだけでは主制動装置の適合書を省く
ことはできないという規定になっていました。(本日検査官より確認済み)
※検査官→陸運局の検査官さんです
それで、せっかくラベルがついていたのですが、
やはり製造メーカーから技術基準適合証明書が発行されるかを確認する作業は必須のようです。

eマークとは欧州指令に適合している旨を表示するものだそうです。
http://www.tuv.com/jp/homologation_vehicles_e_mark.html
お近くに車があれば見ればすぐわかりますが、窓ガラスなどを見るとにうっす
ら文字がマーキングされていますが、丸で囲まれてEの横に数字が書かれている記号があります。
ヨーロッパ向けのバイクにはネック付近にこのマークが刻印されているようで
す。これが確認できれば日本では制動装置の技術基準適合書が省けるという規
定になっています。

平成19年9月1日より排気ガス基準の新しい基準が適用されるようになりました。
検査官によると、二輪車において世界で一番厳しい排気ガス規制が施行された
のだそうです。国内メーカーですので技術力は大変優れているとは思いますが、
これも日本に持ってきてから試験に落ちたとなると個人レベルでクリアで
きるものはありませんので、EU3レベルの規制値に適合とはお送りいただい
たカタログにありましたが、よく確認の必要があると思われます。

検査官にアメリカで登録するメリットはあるかとも聞きましたが、やはりアメ
リカで登録してみたところで、こちらの立場としては規定にアメリカの車検証
が資料として有効と書かれていない以上、審査の対象としないので意味がある
ものではないと思うとのことでした。

まだ発売前の車両とのことですが、写真にうつっていたVINナンバーを元に
メーカーに適合証の発行有無や排気ガス数値などを確認してみてもよいかどう
かということはどう思われるでしょうか?ご意見をお聞かせください。

もうあと数歩のところまできているような感じがします。

よろしくお願いします。

(引用ここまで)

※Mさん、引用許可をいただき、ありがとうございました。


・・・ということで、まず、例のシールに書いてあった

"THIS VEHICLE CONFORMS TO
ALL  APPLICABLE FEDERAL MOTOR VEHICLE SAFETY STANDARDS
IN EFFECT ON THE DATE OF MANUFACTURE SHOWN ABOVE."

という例の一文ではブレーキ証明をパスできない、ということでした。

アメリカ政府?の安全基準では、そのままでは日本の基準を満たさない、
ということなのかは判りませんが、
現時点で手に入っている情報では、国内登録できる見込みはありません。

排ガスについても一応公表しているレベルではクリアでき「そう」ですが、
やはり実測値が無いと確実ではない、と。

アメリカで登録するメリット云々の話は、
現地で一旦登録した車検証が各種証明に使えないか、という質問をしていたものに対する答えです。
これもNGです。
規定の上で有効な書類としては上げられていないので審査の余地もない・・・と。

ここまで来ると欧州とアメリカとの間の歴然とした差に開いた口もふさがりません。
何なんでしょうねぇ・・・これは?


・・・・でも逆に考えると、
欧州仕様であれば、手間的には結構楽に入れられそうな感じですよね。
ただ、コスト面では一気に跳ね上がってしまいます。
円・ユーロの為替レートの問題、
そもそもの車輌価格設定の問題、
空輸にしろ船便にしろ輸送費の問題、
何より欧州にはツテが無いから現地コーディネーターをどうするか(費用も含めて)、という問題、
そもそも事の発端であるUさんの車輌はアメリカで・・・・などなど、ハードルが高い。
手続き関連も一から調べなおしです。

でも・・・・前にも書いたけど、欧州の英国仕様とかなら
ヘッドライトの配光の問題とかも解決するかもしれない・・・。
そうすればその分のコストと相殺して・・・・。

・・・いやでもやっぱりそもそもの車輌代が恐ろしく高くなるから
相殺とかいうレベルじゃないし・・・。

・・・・・・・・・・・それか、あの方法しか無いかなぁ・・・・・。


・・・ということで、このお話はこの辺で現在の状況に追いついてしまいました(笑)

えー今のところ、次のアクションは起こしていますが、
目下のところ見通しは立っていません・・・・。

でも色々な方向で考えてます。

厳しい状況のようですが、
いろんな状況を踏まえて、何かしらの方法を見出したいもんです。

とりあえず、あきらめてはいないです。

この話の続きは、
報告できそうな場合は、順次報告させていただく予定です。
諸事情により、報告できなかったらすみません・・・・。

・・・と、何か情報をお持ちの方がいたら、ぜひぜひ教えてください
(既に新型を輸入しちゃった人とか!・・・・いないか・・・)

さて、どうなることか・・・。

乗ってみたいなぁ・・・・・(←結局コレだけなんですけどねぇw)


・・・・未完・・・・・
 

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ちょっと間があいてしまいましたが、決してじらしたりとかそんなつもりはありません…。
ヤマハと違ってそんなティザーなテクニックは持ち合わせてないですから…。
単に昨晩は飲みすぎてちょっとおセンチになっちゃっただけです。
ゾウリムシ以下の俺の脳では2つのことを同時に考えられないんですよね(笑)


(注)これは結構事実に基づいてはいますが、
脚色とかも加えた、ややフィクショナルなお話です。十分ご承知おきください。

これは「第1回」「第2回」「第3回」「第4回」からの続きです。



そんな訳でようやくVIN記載のシール写真を手に入れたタケシ(仮名)…じゃなくて俺ですが、
残念ながら試乗車輌のネック部分には、
WVTAラベルやeマークっぽいものは、ありませんでした。
まあどっちも欧州の基準らしいので予想はしてましたが、ちょっとガックシです…orz

ということでVINに望みを託します。

そもそもVINとは何か?
VINとは、「Vehicle Identification Numbers」の略で
IDナンバー=車輌識別番号です。

4輪も2輪も共通して17桁の記号で表す仕組みらしく、
生産国やメーカー、車種や年式などに加えて、車輌一台ずつにシリアル番号がふられたもの。
車種を分類したり、個別の車体を識別したりするのに使われるそうです。
盗難車を追う際の手がかりにもなるそうです。
盗難された後、ここを改ざんされたりしていたらやっかいでしょうね。
にわか仕込みなので間違ってたらすみません。
車輌の登録や保険なんかでも必要になるので見たことある人も多いはず。

2輪車の場合、フレームのネック部にシールや刻印で記載されていることが多いそうです。

ということで、
ようやく捜し当てた(…という程ではないが)新型VMAX試乗車輌のVINは、
JYAVP2xx69Axxxxxx
でした。
(x部分は一応なんとなく伏せ字にしてみた)
 

1桁目のJは、「生産国」が日本であること、
2~3桁目のYAは、「メーカー」がヤマハであること、
4~8桁目は、メーカーごとに記号の振り方が異なるらしいので詳しいことは判りませんが、
車種や仕向地仕様、ボディ、エンジンなどを分類してるそうです。
このへんは勉強不足でヤマハの場合どうなのかは知りません。

そして、
9桁目の6は「チェックデジット」と言う確認用の数字、
10桁目の9は「年式」、つまり2009年式であることを示し、
11桁目のAは「プラントコード」、製造工場の分類だったかな?
12桁目以降は個別のシリアル番号とのことです。

ちなみに・・・・俺が乗ってた2001年式VMAXのVINは
JYA2LTN041A02806x(xは一応伏字)
でした。

さて、車検証とかを見てみて、
このx以外が同じVINのVMAXに乗ってるアナタ…!
・・・それは俺がドナドナした車輌かもしれません…!1/10の確率です。
右のマフラーエンドに立ちゴケ傷がちょっとだけ付いてます。
それは俺の仕業です。ごめんなさい・・・orz
「返して!私のヒロシ(仮名)を返して~!」・・・とかは言わないので安心してください・・・。
引き続き大事にしてやってくださいね・・・。

先代と新型のVINを比較してみると、
確か先代の3~6桁目の「2LT」部分が北米仕様との分類だったはずなので、
新型の場合はVP2がそれに相当するんですかね?
そして先代と新型は同じA工場(磐田?)で作られている、と。

ついでに豆知識として、年式の記号はこんな感じだそうです。
F= 1985
G= 1986
H= 1987
J= 1988
K= 1989
L= 1990
M= 1991
N= 1992
P= 1993
R= 1994
S= 1995
T= 1996
U= 1997
W= 1998
X= 1999
Y= 2000
1= 2001
2= 2002
(以下x= 200x年で同様)
10桁目を見れば自分の車輌の正確な年式が判るということです。
2011年以降はどうなるのか気になりますが、そんなことは今は関係ありませんね(笑)

え~…あんまり素人がウンチクを語るとすぐにボロが出るのでこの辺にしておきます…。

ということでようやく手に入れた新型のVINを
早速その道のプロであるo&m'sのMさんに連絡して調べてもらいます。

VINで何が判るのかは実のところ良く知らないんですが、
ブレーキの証明について一縷の望みは、
Eマーク等は無かったものの、
シール内に書かれた下記文章がどこまで有効なのか、というところです。
 
"THIS VEHICLE CONFORMS TO
ALL  APPLICABLE FEDERAL MOTOR VEHICLE SAFETY STANDARDS
IN EFFECT ON THE DATE OF MANUFACTURE SHOWN ABOVE."

 
ちょっとだけ調べてみましたが、
FEDERAL MOTOR VEHICLE SAFETY STANDARDS
というのはアメリカでいう国交省みたいなとこがやっている基準のようです。
http://www.nhtsa.dot.gov/cars/rules/import/fmvss/index.html
 
そちらの基準は全てクリアしている、ということだと思われますが、
それが日本の基準に適合しているのかどうか、というところになってくるんでしょうか。

なんとなく先が見えてきそうで、実は全然見えなかったりしてますが、
まだつづく予定・・・




昨晩酔っ払って書いた内容を朝になって読み返してみたら、
あまりに稚拙で解りにくかったので、
クリアになった(二日酔いの)アタマで補足訂正しときます。

「バイク乗りやバイク好きの人はもっと周囲にアピールするべきだ」、
みたいなことを書きましたが、
結局のところ何が言いたかったかというと

これまで引きずって来たバイクについての負のイメージを払拭しなければ、
世間や自分の周囲からの風当たりも冷たい?ままだろうし、
そうなると厳しい駐禁や少ない駐輪場とかをはじめとしたバイクを乗るための環境も向上しない、
市場も広がらなければメーカーの意欲も行き場を失い、
ひいては本当に面白い車輌がそれを生み出した母国日本でだけ乗れない、
というような矛盾した現状は変わらないんではないか?

・・・と
なんかそんなようなことを夕べの俺は言いたかったんだと思います(笑)

多分日本でバイクに乗らない人のバイクへのイメージは、
「バイクは車輌代や維持費が安い過激な乗り物であり、
お金の無い若者が車の代わりに、単に刺激を求めるための乗るオモチャに過ぎない」
みたいなのがあると思うんですが、
そうじゃないんだ!、と。

「バイクというのはそんなに安っぽいモンではなく、
人生に刺激とモチベーションを与える、余裕ある大人のための嗜好品なのだ」
という方向へと脱却させなきゃならないんだ、と。

そのために
「バイク乗りはそれを体現して周囲に知らしめなければならない」
というようなことを夕べの俺は言いたかった訳です。多分。

アメリカの小浜さんが5ドル、10ドルの献金を集めて
草の根の選挙活動で勝利したように、
バイクを趣味とする大人ひとり一人が動くことで、
周囲の目を変えて行かなければならないのです!

そのためには、
1.バイクが楽しいものだと周囲にアピールすること
2.自分のオナニーのために無意味に爆音撒き散らしたり、迷惑な走りとかをしないこと
とかそんなことから始めなければいけないんじゃないか、と。

あなたが変わらなければ、この二輪車不遇の状況は変わらないのです!

YOU CAN CHANGE! WE CAN CHANGE!!

…すみません…取り乱しました…。
まだお酒抜けてないんかもしれないですね。
偉そうなこと言ってすみませんでした。




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