昨日はかなり辛辣な意見を書きましたが、
敢えてヤマハを擁護するとすれば、諸悪の根源は国の理不尽な規制や指導な訳で、
かなり無理くりにヤマハ側に立って物を言えば、
国のお達しに律儀に従っているだけ、とも考えられなくは無いことも無いかもしれません。
例の産業用無線ヘリの一件もあるし(こっちは経産省なので所管は違いますが)、
会社として世間で物議を醸すような過激なモノは出しにくいのかも知れません。
まぁそれにしたって、今、このタイミングで
アレを出す意味はちょっと理解しがたいですが・・・。
それにしても、今更ながら国の「何でも規制すりゃ万事OK」みたいな姿勢には憤りすら感じますね。
上から目線でしか物事を考えられない役人の考えそうなことです。
自主規制なんていかにも業界が主体的にやってるように思わせてますが、
当然ながら行政側からの指導があっての話です。
今更言うまでも無いですけど
お役所の言う「指導」というのは便利な言葉で、
これは現実的には「命令」であり、法律や省令などで決めなくても
実質的に業界を従わせるための常套文句です。
行政は指導しただけで、業界が自主的に行なっている、と。
二輪車の馬力自主規制解除なんて言っても、
結局のところ業界は思い切った行動を出来ていないところを見ると
未だに指導という名の圧力がかかっているのは間違いないでしょう。
ニッサンGT-Rにしても国交省への気遣いぶりは気の毒なくらいです。
(GT-Rはそれでもメーカーとしての気概は感じられますが)
特に日本国内での二輪車への風当たりはかつての3ナイ運動の時代から
未だに改善されていませんから尚更なんじゃないでしょうか。
ちなみに、マフラーの規制や環境性能などについて、
国内販売用の車輌をメーカーが登録する場合の基準と、
輸入車(逆輸入含む)を登録する際の基準は全然違うんだそうな。
欧米からの圧力もあるのかもしれませんが、
同じ車種でも輸出用を逆輸入した場合は、より基準が甘くなっているとか。
まぁ、馬力やスピードメーターなどの「自主」規制の範囲で見ても
どう考えても理不尽な状況であるのは明白ですが、
こんなことやってるから日本は海外との競争力が持てずに
どんどんジリ貧になっていってしまうのですよ。
事故の予防や社会的な迷惑を建前にするんだったら、
規制で網をかける前に行政側としてやるべきことが山ほどあるだろうに。
ただ単に馬力がある車が事故の原因と言えるのか?
すべてを軽自動車にすれば事故は減るとでも言うのか?
煩いバイクを排除するためにドノーマルでも検査に通らないような
常軌を逸した規制をかける意味がどれほどあるのか?
同じように、周辺の迷惑にならないような音量でしか音が出ないようなカーオーディオを
オーディオ機器メーカーに強いることができるのか?
普通に考えても運転する側のモラルやルールに原因があること位判るだろうに。
う~ん・・・・腹立ちついでに子供じみた吼え方してしまった・・・・。
あー馬鹿馬鹿しい。
でも悲しいかな、所詮これが現実なんだよなぁ・・・。
それにしたってヤマハも不甲斐なさ過ぎるけどね。
新型VMAXの時には、今度こそ良い意味でビックリさせて欲しいものです。
(全然フォローになってないな)
国内用FZ1は150PSから94PSに大幅ダウン。
自主規制枠まんまでした・・・。
正直、ヤマハが嫌いになりそうです・・・・。
今、この段階でこんな仕様の車輌を国内販売開始する意味ってなんなんでしょうか・・・。
利益率がそんなに違うんでしょうか?
であればもっと早くにやってても良さそうなもんだが・・・。
こんなの
以前から国内仕様CBR1000RR(94PS)とかを国内販売してるホンダに追随してるだけで、
今更何を・・・と思わざるを得ませんね。
いや、同車種のフルパワー逆輸入車も選択できるホンダの方が良心的とも言える。
もはや理解不能です。
もちろんビッグバイクのラインナップが増えることを歓迎する人も多いとは思いますけどね。
94馬力もあれば必要にして十分だよ、という人も居るでしょう。
でもそれは少数派だと思いますけどね。
そしてそんな消極的なヤマハさんですから
新型VMAXについてもやっぱり国内では消極策になってしまうのでしょう。
新しいVMAXに期待する人で
100馬力程度で納得する人はFZ1より更に少ないだろうに・・・・。
早い内に先代フルパワーVMAXで程度の良さそうなのを物色しといた方がいいかもなぁ。
数値が全てでは無いと解ってはいるんですけどね。
実際の車輌に乗ってみたらそれなりに面白いのかもしれないけど
そういう問題ではないんだよなぁ。
なんだかなぁ・・・。
ちなみに余談ですが、俺の初夢で出てきた新型VMAXは、
●ケロヨンの洗面器のような超大型マルチリフレクターヘッドライト装備
●引越しにも重宝しそうな超大型リアキャリア標準装備
でした(笑)
他は覚えてません。
もしかしたらこれは、「超期待はずれ」の予感だったりするのか・・・?
新年あけましておめでとうございます。
(元日のは偽新年メッセージなので一応あらためて、ご挨拶させていただきます)
さて、タイトルはやや大げさすぎですが、
例の新型VMAXのティザーサイト「NEED6.COM」がアップデートされてました。
まぁ既に見ている人も多いとは思いますが、
相変わらず新型の情報は皆無なんですけど、
V・ロッシのインタビューとかはちょっと興味深いです。
NEED6=「加速(acceleration)への欲求」について語ってる訳ですが、
「加速感はバイクの最大の魅力のひとつだ」とか言ってるようです。
「それはオネーチャンが目の前でスッポンポンになっちゃったのと同じくらいエキサイティングだ」
とも言ってます(笑)
ちなみにインタビュー動画もあります。
動画では先代VMAXに手を置きながら、ロッシが
ビッグパワーを有したバイクの加速について語ってますね。
新型VMAXのプロモーションにロッシが出てきたことが、
まず個人的にはちょっと嬉しかったりします。
そしてヤマハの気合の入れ具合も伺えます。
ロッシの出演料は相当高いはず。(レースの契約とコミコミなのかな・・・?)
MotoGPのレース開催に合わせて
ロッシと絡めた新型VMAXのデビューを派手にやって欲しいなぁ・・・。
例のロッシ親子のTVCMでもVMAXが出てるし、
敢えてやっているのか、VMAX~ロッシつながりが気になります。
しかし、ティザーサイト(ティザーキャンペーン)ちゅうのは、こんな感じで
商品自体の情報をなかなか出さずに商品イメージや抽象的・間接的な表現を使って
商品への渇望感を煽る広告手法らしいです。
同時にイライラ感も相当煽ることになるので、扱いの難しいやり方ではありますが、
こんな感じでこまめに(全然こまめじゃねぇ!)更新してくれるといいんですけどね。
さて、その他の情報ですが、
FZ1はまだヤマハ国内のラインナップには入っていませんね。
でも月刊オートバイ2月号にもFZ1国内販売についての記事が載ってたので
ほぼ確定と観ていいんじゃないでしょうか。
ちなみに同誌によると、国内向けFZ1は100馬力程度(輸出仕様は150HP)にデチューンされて、
マフラーも国内規制に適合した仕様になるんじゃないか、ということでした。
新型VMAXも同じような路を辿ることになるんでしょうかねぇ・・・。
しかし、FZ1の国内仕様100馬力てのも「国内では必要十分」とかいう理由は付けるでしょうが
未だに馬力自主規制の枠から逃れられないんですかねぇ・・・。
まぁまだどうなるかわかんないですけどね。
ちなみにNYで激写予定?だったポールからは何の連絡もありません・・・。
ということで今年も宜しくお願いします。
実は新年早々親戚に不幸があって、かなり気分が滅入っているのです・・・。
病気だったんですが自分より若い人が亡くなるのはホントに切ない。
本人はもちろん遺された家族のことを思うと・・・。
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