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新型VMAX発表まで2週間を切りました。

最近、酒を飲みながらとか風呂に入りながらとかウ●コしながらとか
新型について考えをめぐらしてみているのですが、
満を持しての新型VMAXに対するヤマハの意気込みは相当なものだと
改めて感じさせられます。

本家の新型情報ページではこれまで散々その装備や仕様などについて
ストーカーばりのしつこさで情報を引きずりだしてきましたが、
おおよその概要が掴めてきたここに至って
ヤマハが如何に「VMAXである意義」に拘っているかがひしひしと伝わってくるのです。

ただ単に馬力のあるマシンを造るのはさほど難しくないでしょう。

でも、
モーターショーでもヤマハの人が言ってましたが、
新型車輌を「VMAX」という名の下に世に出す以上、
それを期待するユーザーの予想を上回るものにしなければならない、
という使命感と重圧。

「VMAX」というキャラクターを如何に演出できるかが、
その装備やスペック以上に重要になってきます。

その答えが、
VVT+YCC-T+ラムエア+EX-UPの複合技による、変化を付けた加速の演出であり、
トラクションコントロールによる「VMAXらしい」走りの演出であり、
もちろんその車体デザインによる演出などであると思うのですが、
どこを取っても
「これが次世代のVMAXだ!」という拘り方が尋常ではありません。

トラクションコントロールなんて、まさにVMAX用の1点モノ仕様ですよ。
(まぁこれから色んな車輌にも活用していくでしょうけど)

もうめんどくさいからHPの方には入れない予定ですが、
もう一個特許関連でそのコダワリぶりが伺えるものがありました。

アイドリング時の燃料制御に関する特許だったんですが、
もうコレ見て「そこまでやるか!」的な驚きを感じ得ませんでした・・・。

その内容を簡単に言うと
「アイドリングが滑らかで静かになりすぎちゃったから、
必要に応じて躍動感を感じられるような音を出すための制御をする」

という感じです。

原文から抜粋すると

【背景技術】
「エンジンの燃焼状態の制御においては、エンジンを可能な限り安定かつ
円滑に回転させることを目標として制御するのが一般的である。
従来例えば、エンジン始動時において、エンジン回転速度が目標アイドル回転速度となるように
燃料噴射量を制御する場合に、この目標アイドル回転速度をエンジンの暖機状態の進行に伴って
きめ細かく設定するようにした例がある(例えば特許文献1参照)。」

【発明が解決しようとする課題】
「しかしながらエンジンを極めて安定かつ滑らかに回転させることが可能になってくると、
エンジンが搭載される車両の種類や用途によっては、
逆にエンジンが回転しているにもかかわらずエンジンが動いているという実感が得られない、
といった声が一部では聞かれるようになっている。
特に、自動二輪車においては、エンジンが安定かつ円滑に回転するよりも、
むしろエンジンが躍動していること、換言すればエンジンの存在を実感できることを望む声がある。
このような要望を有するユーザー層は、エンジンが安定かつ円滑に回転するように
エンジンの燃焼状態を制御するだけでは物足りなさを感じてしまうといった恐れがある。」

「本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたもので、エンジンの存在、
つまりエンジンが動いているといった実感を車両に搭乗した人または車両の周囲にいる人へ
伝えることのできる鞍乗型車両を提供することを課題としている。」


・・・・・いや~、地味な内容かもしれないですが、
正直コレが一番インパクトありましたよ・・・・。

そのこだわりぶりと、実にユーザーのツボを心得た発想。

そう、
そのユーザーのツボを心得た演出が随所に見て取れるのが素晴らしいと思うのです。

エンジンやTRCによる演出もそうですが、
燃料タンクの拡大やシャフトドライブへの拘り、ラムエア導入など
「そうそう、ソレソレ!」的な究極の拘りぶりを見せられると
お金も無いのに欲しくてしょうがなくなってきてしまいます。

いや~参った・・・・。参りました・・・。

正直なところ、
「俺にはどうせ買えないから先代VMAXの中古を探そう」
と、決めてかかっていましたが、
・・・・・・予算を確保する道を探し始めている自分がいます・・・。

ヤマハさま、どうか1円でも安くしてください・・・・・・。


ちなみに、上記アイドリングに関する特許の中で、こんな記述もありました。

「上記第1の発明のさらに他の実施形態によれば、上記燃焼調整装置は、
燃料供給装置、点火装置、吸気弁または排気弁開閉タイミング調整装置、
吸気管または排気管の等価管長調整装置、電動スロットル制御装置、
アイドリング速度調整装置のいずれか一つまたは複数の組合せであることが好ましい。」

可変バルブタイミング、可変ファンネル(またはEX-UP?)、電子制御スロットル
の複合装備を示唆する内容ですねぇ・・・・。
まぁその辺は最早間違いないだろうけど。
そしてここまで揃ってて新型VMAX以外の特許である可能性はありえないと思いますが・・・。
例としてVツインエンジンが出ていて多気筒でも可、とか書いてあったし。

あ、本家TOPページ【予想URL】みたいの入れてみたんですが、
全く見当ハズレの可能性も高いのでアテにしないでくださいね。
ヤマハ・ヨーロッパが押さえているURLに間違いないんですけどね。
08年1月登録で、5月22日になんかデータを更新してるみたいなんで
限りなくクロに近いとは思うんですが・・・。
早くなんか出てこないかな~。

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