国内仕様発表会の展示会場でVMAX-MLの川田さんという人にお会いしました。
展示されている新型VMAX国内仕様とクレイモデルの脇で、
ヤマハの牧野さんをはじめ、マーケティングや広報の方、そして開発の方数名や
ヤマハ販売の方やさらにはGK一条さんまでも話に参加される輪の中に、
「一般人」である川田さんと俺も混じっている、という、
なんだか今考えてもとても信じがたいような状況でした・・・・。
あ、ちなみにこれはタダの自慢ですので悪しからず(笑)
話は戻って
その後、川田さんからメールを頂いたりして
国内仕様と輸出仕様との相違箇所について新たな情報を教えてもらいました。
その違いとは・・・駆動系への「ハケン」。
昨今話題の「ハケンさん」とはもちろん異なるそれは、「歯研」と書くそうです。
読んで字の如く駆動系のギヤなどの歯を研磨してあるのだそうです。
国内の厳しい騒音規制への対策として、マフラーの仕様変更にとどまらず
こんな細かい作業までしているんですねぇ・・・・。
正直・・・・「そこまでやるか?!」って感じですよねぇ・・・。
川田さんによると
「旧型国内仕様の加速騒音のようにハイギア化しなくても
ギアをバフがけのように研磨することによって
歯と歯の当りがペタペタ~と静かにしっとりとかみ合うのだそうです。
(ヨシムラやオザワR&D等、レース関係でも同じような事をやっていましたね)
この部分などは新型の国内仕様ならではのしっかりした作り込みで
輸出仕様には無いサービスですとおっしゃっていましたよ。」
とのことです。
規制対策から来るものではありますが、
国内仕様のみの隠れた特典という感じなんですね。
うーむ、エンジン仕様の違いにばかり気が行って、
駆動系のこととかは「基本的な違いは無い」程度にしか聞いてませんでした。
目の付け所が人それぞれで面白いですね。
想像の範囲ですが、駆動系の騒音が少ない、
ということは多分フリクションロスも軽減されてるんじゃないでしょうか?
まぁ数値的に目に見えた違いは無いかもしれないですが、
押し歩きなどの際のシャフトドライブならではの「重さ」が
少しは解消されてたりしないか期待しちゃいますね。
しかしそうなると、ギヤ系のパーツNoも多分異なるんでしょうね。
ポート研磨みたいな感じで、輸出仕様におけるカスタムの一つとして、
こだわる外人さんにはウケるかもしれないです。
「日本用のギヤをくれ!」とか言い出したりして・・・・。
まぁよっぽどカネ余ってないとそこまでやらないか(笑)
実際ファイナルギヤとか並べて見比べてみたいですね。
というかここは大いに宣伝していいとこだと思いますけど、どうなんでしょ?
そこまで違わないのかな・・・。
さて、件の川田さん、
またの名を「チェーンドライブの川田」とか「supermaxの川田」などの
異名(通り名?)を持つそうです。
VMAXファイルとかにも載ったという川田さんのVMAXは、すげぇの一言ですね・・・。
↓
ドラッグレース用にかなり特化されてるそうですが、
豪華なパーツを奢るだけじゃなく、まとまりも良くてイイ感じですね。
よく見るとチェーンの下側がたわんでますが、
パワーロスを減らすためわざと緩めにしてあるんだそうな。
リヤタイヤも緩めに見えますが、
トライアルみたいに空気圧下げて接地面を広くしてたりするんでしょうか?
チープな改造しかしてなかった俺には想像を絶する世界ですね(笑)
それにしてもドラッグレース・・・・、
フルチューン初代VMAXとノーマル新型VMAXで勝負したらどうなんでしょうねぇ?
新型のリミッターはできれば解除しとかないと条件が悪すぎる気がしますが、
それでも川田さんみたいなフルチューン相手だと、どっちが勝つのか想像付かないですね。
俺的には去年のクリスマスにオーストラリアで、
フルチューン初代VMAX2台を相手に豪州仕様200ps新型VMAXで勝負したわけですが、
その時は残念ながらシロクロが付かなかったのです(笑)
是非いつか見てみたいもんですねぇ・・・。
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