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こないだ久しぶりに電子特許図書館を見てたら面白いものがありました。

クラッチ機構に関するヤマハの特許なんですが、
高回転時にのみクラッチスプリングの荷重を強くして
伝達トルクを増大させるんだそうな。

具体的には、
クラッチの軸部分に取り付けられた錘による遠心機構で
高回転時には遠心力で切り替えされて、
第2のスプリングによる圧縮力を追加する、とかいう説明でした。

これによって、
1.プレートを大型化しなくても、高回転時にのみ大容量を得ることができる
2.低回転時のフリクションプレートへの負担を軽減、耐久性も向上
3.クラッチレバー操作時(=低回転時)の負担(重さ)を軽減できる
みたいな効果があるようです。

これはまさにVMAX向きの特許ですよね。
特許の図面からするとVMAX用の物かどうかは不明なんですが、
図面と実車のクラッチの写真を見比べると・・・・付いてないかなぁ・・・・。
clutch.jpg 2009_VMAX_Cut_7.jpg
図面の5の部分が遠心機構らしいんですけどね・・・。
右の写真には見当たらないなぁ~。

実車のクラッチレバーは意外と軽かったから付いてると面白そうなんだけどなぁ・・・。
もし無くてもマイナーチェンジで追加されたりとかしないかなーとか妄想してます。

下記VMAXのCG動画は最初これと似た効果を狙った機構の説明かと思ったんですが、
よくよく見てみたら「ミドルギヤダンパー」って書いてありますね。
クラッチなんて映ってないし(笑)

動画そのものはかなり前に見つけたんですけど
解説も何にもないから、なんとなく想像はしてたんですけどね。
多分、急加速や急激なクラッチ操作から
ギヤとかドライブシャフトへの負担を軽くする機構っぽいですよね。

先代VMAXでは、ギヤ欠けとかドライブシャフト破損は
良くあるトラブルだったようなので「対策された」ということなんでしょうね。

しかしこういうのを考える人ってのはスゴイですねぇ・・・・ホント尊敬します。

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