皆さんこんばんは。「 今 日 の 特 許 」の時間です。
ご案内は私「俺」が勤めさせていただきます。
今回は番外編ということで、例の次期新型「鞍乗型車輌」には
関係無さそうな特許について面白そうなものを取り上げて行きたいと思います。
各特許についての詳細は「特許電子図書館」の
ここの「文献番号索引照会」から
「種別」→「公開」
「文献番号」→各「公開番号(下記の2006-44528など)」を入力
で照会すれば見られます。
まず最初はこちらの特許です。
公開番号 : 特許公開2006-44528
発明の名称 : 後輪操舵装置およびそれを備える自動二輪車
名称にもあります通り、「後輪でも操舵する二輪車」の特許です。
説明するまでも無いですが、通常は前輪を左右に操舵して曲がります。
(「俺はセルフステアで曲がるぜ!」ってのはここではナシの方向でお願いします・・・)
こちらではそれに合わせて後輪も自動的に操舵してより旋回性を高める、ということみたいです。
解説によると、
複数のセンサにより車体速度、ハンドルの切れ角、車体のヨーイングおよび
ローリング等の種々の情報が検出され、検出された種々の情報に基づいて、
制御部により後輪操舵装置の動作が制御される。
これにより、後輪が車体の上下方向の軸を中心として揺動するように後輪の操舵が行われる。
ということですが、日産のスカイラインとかにかつて装備されていた
四輪操舵装置4WS(ハイキャス)みたいなものでしょうか?
同4WSは最近名前も聞くことが無い気がしますが、
こちらを見る限り評判はあまり良くなかったみたいですね・・・。
二輪車用はどうなんでしょうか?
こういうのはBMWとかが得意そうなカテゴリな気がしますが
既にどっかのメーカーがやってたりしませんかね。
さて、続いてはこちらの特許です。
公開番号 : 特許公開2007-126061
発明の名称 : 車両
発明の名称「車輌」って・・・なんだか例の「鞍乗型車輌」という名称よりも投げやりな印象すら受けますが、
自動車線追従システム?の特許です。
カメラで車線を検地して、自動的に重心を移動し針路変更、車線を維持するらしいです。
はっきり言うと「全くそそられない」ですが、
スクーター全盛の今ならこういう需要もあるのかもしれませんね。
上記の2点は車で言うとレクサスとかの高級車とかに付いてそうなイメージですね。
「熟成光麺全部乗せで」・・・じゃなかった、「とりあえずフル装備で」
みたいな買い方ができる上流階級?な方々にはウケるのかもしれないですが、
それなりに値段も高くなるだろうし・・・まず俺は要らないなぁ・・・。
後輪操舵はコーナリング性能は上がるのかもしれないけど、
ハイキャスも当時「トリッキーで危ない」とか言われてた気がします。
二輪車でそういうのはちょっと乗りたくないです。慣れれば面白いんでしょうか?
さて、本日最後の特許はこちら
公開番号 : 特許公開2006-256468
発明の名称 : ハイブリッド車両の駆動ユニット、ハイブリッド車両及び二輪車
見ての通り二輪車用のコンパクトなハイブリッドシステムです。
ヤマハの特許を見ていると「ハイブリッド」「燃料電池」などが非常に多く感じます。
電動パッソルやEC-02などで電動スクーターを推し進めるヤマハとしては
今後の鍵を握る分野なんでしょう。
多分10月のモーターショーでもこの辺りのコンセプトや実車?を出してくるんだと思います。
個人的には電動バイク、面白そうだと思います。
勿論内燃機関の方が今のところ断然面白いとは思いますが、
電動モーターのパワーも以前と比べて格段に上がってきていると言うし、
何よりも回転数を上げないと出力が出ないエンジンとは異なり
アクセルを捻った(スイッチを入れた)瞬間に最大トルクを発生できるという電動モーターの
出力特性を活かしたパワフルな電動バイクが出てきたら
時代は大きく変わってくる気がします。
(この辺の情報は全部某雑誌の受け売りですけどねw)
タダの環境仕様で終わらないことを期待してます。
趣味性の高いバイクで、エコだけで売ろうとするのは無理があると思います。
電動EV-MAXとか出して欲しいですね。
では今日はこの辺で・・・。
(つまらないネタにもならないネタで申し訳ないです・・・)
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