知り合いに教えてもらわなければ絶対に手に取らなかったであろうこの本。
まだ1/3程残ってますが、「すっげぇ面白い!」のです。
実に350年もの間、数々の数学者が挑んで敗れてきた「フェルマーの最終定理」。
その証明に至るまでの世界の数学者たちの挑戦とドラマ、みたいな感じなんですが、
数学が分からなくても楽しめます。書き手が巧いんでしょうね。
グイグイ惹きこまれて目が離せない展開です。
日本人数学者、谷山豊・志村五郎がその過程に重要な役割を果たしていることを
同じ日本人として知らなかったのも正直ちょっと恥ずかしいっす。
遂に証明を果たしたアンドリュー・ワイルズが、
その栄誉を自分だけのものにするために周囲へ極秘のまま証明に挑んでいるところを
いま読んでるんですが、このコダワリは男ですねぇ。
いや~ホント面白いです。読み終わるのが惜しい位。
で、やっぱり同時に時代物の「輪違屋糸里」というのを読み進めていて
こちらはほぼ読み終わったんですが、新撰組モノとして結構面白かったです。
浅田次郎は「壬生義士伝」という新撰組モノが映画にもなって有名ですが、
個人的には「輪違屋・・・」のが断然面白い。
これまで「悪」として描かれることがほとんどだった局長・芹沢鴨を新撰組髄一の「善」として描き、
逆に土方歳三を徹底的に悪者役に仕立て上げ、
芹沢鴨暗殺を様々な人間ドラマを内包した悲劇として描いた本作。
タイトルにある糸里という島原の妓をはじめ新撰組周辺の女性の視点から
新撰組の新しい側面(フィクションですが)を捉えた意欲作って感じです。
しかし浅田次郎はハズレもあるけど、
こういう実に面白い作品も多いので結構好きです。
そして感動モノから爆笑モノまで作品の幅が実に広く、
その創造力には驚かされます。
司馬遼太郎とかに比べると重厚さには欠けるけど、
エンターテイメント性と言う点では池波正太郎に匹敵するかもしれない。
最近面白い本に当たって読書が楽しくてしょうがない。
忙しいくせにヒマさえあれば本読んでます。
ところで先日のMotoGP13戦(イタリア・ミザノ)は、
またKCストーナー優勝みたいですねぇ。
日本GP楽しみだなぁ・・・・。
新型V-MAXは胡散臭いCGが出回ってますけどどうなることやら・・・。
Gooにモーターショーの公認サイトができたようですが、
目新しい情報、というか二輪車の情報全然ないのね・・・。
2005年の情報のとこでヤマハブースの動画があったけど。
>>ヤマハブース動画(新型Vmaxも結構紹介してます)
モーターショー行けるといいんだが・・・・誰かチケットくれないかなぁ・・・。
(他力本願で二匹目の泥鰌を狙ってみたりして・・・)
これが結構質が高くて面白い。
コンセプトは、
「クルマやバイクを堪能し、自分らしく生きるカッコよさを追求します。」
ということなんですが、
クルマやバイクの記事満載で、毎月楽しみにしています。
こんなのがフリーで読めることに感謝です。
で、今月の同誌に載ってたのが、「テスラ・ロードスター」。
EV(電気自動車)のスポーツカーなんですが、
既にアメリカで販売もされているというこの車。
デザインもカッコよくて航続距離も最高速もかなり実用レベル。
お値段は$98,000ですから、ざっくり1000万円超ですが、
かなり一般のスポーツカーの価格には近いレベルでしょう。
(俺には十分非現実的だけど)
何よりデザインが良い。
記事によるとロータスがボディを手がけてるそうですが、
そう言われてみればロータス・エリーゼとかに通じるものはありますね。
こないだのトライアンフ・デイトナEVも含め、
ことさら電気自動車や電動バイクを評価して
全部電動にするべきだ!みたいなことは一切考えてないですが、
選択肢としてこういうのが出てくるということは非常に面白いと思います。
前にも書いたけど個人的には
現状では内燃機関の方が圧倒的に面白いとは思うけど
2stから4stに移行していったように、
いずれはこんなのが主流になる時代が来るのかもしれないっすね~。
とにかくこういう新技術とか未来を感じさせるもの好きなんですよね・・・。
ま、買えないから俺にゃぁ関係ないといえば関係ないんですが・・・・。
でもファミリーカーも含め、こういう電動自動車が主流になったら、
夏場とかの電力不足は更に加速しちゃいますよね。
平日1時から4時はクルマの充電はしないでください!とか
東京電力がCMしてたりするんでしょうか?
その前に今以上に効率の良い発電所とか、
LEDとかみたいな省電力化が電化製品でも進んでたりするんですかね?
さすがに飲んでばっかりいるのにもいささか飽きてきたので、
ここんとこ夜は本を読んでいます。
前に書いた「フェルミパラドックス」の本以来、
物理学やら数学やら宇宙の話を読むのにハマってしまって
色々積み上げてたら大変なことになってきたのでどんどん読んでます。
ちなみに物理学なんて高校の時に赤点取ってた位なので、
正直、読んでも1割くらいしか理解できてません。
でもなんだか世の中には俺の知らないことがまだまだたくさんあって、
とてつもなく頭の良い人たちがとてつもなく凄いことを考えてる、というのが分かるだけでも
なんだか面白くて得した気分になるのです(笑)
時空がひん曲がったり、理論上タイムトラベルも可能だという「相対性理論」だとか
4次元どころか、10次元や11次元を想定する「超ひも論」だとか、
ワケがわからなすぎて頭の中がぶっ飛びますよ。
んでもってそういうのと同時進行で池波正太郎やら浅田次郎なんかの
歴史モノとかも通勤の間とかに読んだりするので
またそのギャップが楽しかったりします。
戦国時代も面白いけど、やっぱり歴史モノは幕末に限る。
思えばむか~し初めて読んだ歴史モノは司馬遼太郎の「燃えよ剣」でした。
これでハマって新撰組とか坂本龍馬、西郷隆盛なんかを読み漁ったもんです。
そこから徳川隆盛の発端となる戦国時代にも食指を伸ばして行ったりとか。
う~ん。武士道というか、昔の人たちの「男気」みたいなカッコよさにはしびれます。
物理学と同じく自分に無いものに対する憧憬なんでしょうか?
ちなみに息子が生まれた時は、名前を
「歳三」「平蔵」「虎之助」のどれかにしようとか密かに心に決めてたんですが、
嫁の猛反発に合い断念しました・・・。カッコ悪いし画数が悪いんだと・・・。
しかし、分野の違うものとか歴史モノでも時代や著者が異なるモノとかを
同時進行で読むのは実に楽しい。
混乱するどころか、そこに何かの共通点だとか
はたまた全然違うモノの考え方とか様式が出てきたりして
本編以外での楽しみも産まれてくる。
読書の楽しさは無限だよな~。
まだまだ世には知らない本や知識が山ほどあって、
当然その全部を読むことなんて不可能だけど、
時間が許す限りたっぷり楽しみたいもんです。
ちなみに本を読むときはお酒はあまり飲まないことにしてます。
飲みすぎると内容が頭に入らないもんで・・・・。
さて、今夜も読むか。
最近読んだ本とか積んである本とか
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