俺に再び明日は来るのか・・・?
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ちょうど1年前の2008年3月10日(火)。
六本木の国立新美術館にて新型VMAX国内仕様が、
満を持して発表されました。
あれからもう1年か~・・・・・。
いろんなことがありすぎて、時間の感覚が狂っているようです。
発表会にお邪魔して、ヤマハ関係者諸氏にお会いし、
六本木で開発者との座談会やって、
広報車を試乗させてもらって、
MAXTUNEを通じていろんな人と出会って、いろんな経験をさせてもらって、
挙句の果てにVMAX買っちゃって(笑)、
かと思ったら半年も経たずに手放して・・・・orz
激動の1年間でした。
今はすっかり煤けた背中して、
ブログもロクに更新してませんが、
新型VMAX日本降臨記念日ということで、酒をちびりながら久々に書いてみました。
お題は、最近たまに質問される、
「プレストで新型VMAXの逆車は売られるのか?」
という話題について。
既に発表されている通り、
YZF-R1については、国内仕様も継続販売されつつ、
プレストから逆車が販売されるというダブルスタンダードな状態。
それを見て、
「新型VMAXも、ある意味オフィシャル(?)な逆車がプレストで扱われるのでは?」
という期待をしている人がいるのも当然だと思います。
が、
結論から言うと、個人的な予想としては、
「それはあり得ない」
と思っております。
また、現在裏ルート的に国内に持ち込まれている逆車についても、
ゼロにはならなくとも、
かなり少なくなるんじゃーないかと予想しています。
そのために、
「USの2010年モデルは赤い」
のです。
そもそも、新型VMAXは海外でも予約販売の受注配車で、
店頭在庫は出ないはずだったのです。
それは、
生産コストから現実的に余剰在庫を持てない、という理由と、
プレミアム戦略を狙っていたのもあると思いますが、
それよりも、
「日本での販売戦略上、逆車の流入を阻止するため」
だったのではないかと、今でも思っています。
と、いうか、今では更に確信しています。
日本国内での規制に完璧に適合させた国内仕様VMAXを導入することで、
行政にも馬力規制撤廃を本当の意味で認知させ、
新たな販売手法による市場再構築も狙うのが目的だったと思いますが、
それには、
それまでグレーゾーンで出回っていた「逆輸入車」は、
不要、というか、対行政的には目の上のタンコブ的な存在だったのではないかと思います。
お上の決めた規制の抜け道を利用したのが、逆輸入車です。
一度輸出した車輌をわざわざ輸入し直してるんですから、
そもそもが奇妙な話なんですが、
ゆくゆくはそんなことしなくても日本国内でも海外と同じ仕様で流通させることを夢見た
過渡期としての第一歩が、151馬力のVMAXだったはず。
そのためには、ユーザーの批判を受けてでも、
グレーゾーンを廃した国内仕様一本で、やり通さなければならなかったはずなのです。
わざわざ海外の販売会社を巻き込んで、
日本に出回るような余剰在庫が出ないように全世界的な戦略を練っていたところに、
最悪のタイミングで訪れたのが、2008年秋のリーマンショックから始まる世界不況です。
2008年夏から始まった予約で、販売店にデリバリーされたものの、
オーナーの経済状況の変化によってキャンセルされた車輌が、
かなりの数、出回ったと聞いてます。
それらを買い叩いて、かき集めてきたのが、
現在日本に流れている逆輸入車なのだそうな。
要はアウトレットの在庫限り売り切り品、みたいな。
そしてアメリカでは、
そういうキャンセル在庫との違いを明確にするために、
2010年モデルは赤い色にされたという「噂」です。
赤い色のモデル以降は厳密な予約・在庫管理がされて、
輸出されるような「浮いた在庫」は出回らない。
そんな訳で
リーマンブラジャーズなキャンセル品の
スターな2009年モデルが無くなり次第、
逆輸入車の流入は極端に少なくなると予想します。
もちろん、そんな状況でも、
抜け道を見出して逆輸入する業者はいると思いますが、
かなりやり難くはなるんじゃないでしょうか。
あ、一応念のためですが、
逆輸入車オーナーさんを否定するつもりは毛頭ありません。
ヤマハの戦略や事情はどうあれ、
やっぱりフルパワーが欲しい、という人の気持ちは判るし、
金額に納得が行って、保証面その他のデメリットを認識して購入されてると思いますが、
そういう選択肢がある以上、それもアリだと思います。
でも、逆輸入をする業者には、反吐が出そうな思いです。
大原則として、一度国外へ輸出された車輌はメーカー側の保証責任は無くなるそうですが、
逆輸入する業者では、現地で買い叩いた上に、為替レートでも相当利益を上げながら
保証面やアフターサービスについてかなりいい加減なところもあるようで、
何か起きた時に、自分のところの責任はさておいて、
本来責任の対象外であるはずのメーカーへ尻拭いをさせようとする
なんとも無責任な話もあるとか。
また、今年の4月以降の登録車輌は、騒音規制が今まで以上に厳しくなるそうなので、
現実的に国内登録できないんじゃないかと思います。
無責任な業者だと、「違法な手段」で、
後のことを考えないその場しのぎの仕事をしそうで恐ろしいですが・・・。
全ての業者がそうではないと思いたいですが、
逆輸入車を選びたい人は、それに付随するデメリットや責任も理解して
購入する必要があると思います。
安全に関わる不具合とかは別問題だと思いますが、
故障や部品供給、保証などは、輸入業者や自分で然るべき対応をするべきで、
メーカーに苦情を申し立てるのは筋違いのクレーマー行為みたいなもんです。
そういう人は逆車を買ってはいけません。
少なくとも、俺の知る範囲の逆車オーナーさんではそういう人は居ないと思いますが・・・。
なんか説教じみた話になりましたが、
とりあえず、プレスト逆車の動向を待ってる人がいたとしたら、
早いトコ国内仕様を予約する方が良いと思います。
フルパワーじゃなくてもVMAXは素晴らしいバイクだし、
もしフルパワーにしたくなったら、方法は既に確立されています。
カスタマイズの方向性の一つとしてフルパワーも選択できるんですから、
そこにこだわる理由はもはやあまり無い気がします。
念のためですが、ここに書いたのは俺の単なる与太話ですから、
一切責任持ちません!
極めて重症なヤマハ脳で書いてますから、
各自、自己責任にてご判断を・・・・・!
酔っ払ったので、以上
六本木の国立新美術館にて新型VMAX国内仕様が、
満を持して発表されました。
あれからもう1年か~・・・・・。
いろんなことがありすぎて、時間の感覚が狂っているようです。
発表会にお邪魔して、ヤマハ関係者諸氏にお会いし、
六本木で開発者との座談会やって、
広報車を試乗させてもらって、
MAXTUNEを通じていろんな人と出会って、いろんな経験をさせてもらって、
挙句の果てにVMAX買っちゃって(笑)、
かと思ったら半年も経たずに手放して・・・・orz
激動の1年間でした。
今はすっかり煤けた背中して、
ブログもロクに更新してませんが、
新型VMAX日本降臨記念日ということで、酒をちびりながら久々に書いてみました。
お題は、最近たまに質問される、
「プレストで新型VMAXの逆車は売られるのか?」
という話題について。
既に発表されている通り、
YZF-R1については、国内仕様も継続販売されつつ、
プレストから逆車が販売されるというダブルスタンダードな状態。
それを見て、
「新型VMAXも、ある意味オフィシャル(?)な逆車がプレストで扱われるのでは?」
という期待をしている人がいるのも当然だと思います。
が、
結論から言うと、個人的な予想としては、
「それはあり得ない」
と思っております。
また、現在裏ルート的に国内に持ち込まれている逆車についても、
ゼロにはならなくとも、
かなり少なくなるんじゃーないかと予想しています。
そのために、
「USの2010年モデルは赤い」
のです。
そもそも、新型VMAXは海外でも予約販売の受注配車で、
店頭在庫は出ないはずだったのです。
それは、
生産コストから現実的に余剰在庫を持てない、という理由と、
プレミアム戦略を狙っていたのもあると思いますが、
それよりも、
「日本での販売戦略上、逆車の流入を阻止するため」
だったのではないかと、今でも思っています。
と、いうか、今では更に確信しています。
日本国内での規制に完璧に適合させた国内仕様VMAXを導入することで、
行政にも馬力規制撤廃を本当の意味で認知させ、
新たな販売手法による市場再構築も狙うのが目的だったと思いますが、
それには、
それまでグレーゾーンで出回っていた「逆輸入車」は、
不要、というか、対行政的には目の上のタンコブ的な存在だったのではないかと思います。
お上の決めた規制の抜け道を利用したのが、逆輸入車です。
一度輸出した車輌をわざわざ輸入し直してるんですから、
そもそもが奇妙な話なんですが、
ゆくゆくはそんなことしなくても日本国内でも海外と同じ仕様で流通させることを夢見た
過渡期としての第一歩が、151馬力のVMAXだったはず。
そのためには、ユーザーの批判を受けてでも、
グレーゾーンを廃した国内仕様一本で、やり通さなければならなかったはずなのです。
わざわざ海外の販売会社を巻き込んで、
日本に出回るような余剰在庫が出ないように全世界的な戦略を練っていたところに、
最悪のタイミングで訪れたのが、2008年秋のリーマンショックから始まる世界不況です。
2008年夏から始まった予約で、販売店にデリバリーされたものの、
オーナーの経済状況の変化によってキャンセルされた車輌が、
かなりの数、出回ったと聞いてます。
それらを買い叩いて、かき集めてきたのが、
現在日本に流れている逆輸入車なのだそうな。
要はアウトレットの在庫限り売り切り品、みたいな。
そしてアメリカでは、
そういうキャンセル在庫との違いを明確にするために、
2010年モデルは赤い色にされたという「噂」です。
赤い色のモデル以降は厳密な予約・在庫管理がされて、
輸出されるような「浮いた在庫」は出回らない。
そんな訳で
リーマンブラジャーズなキャンセル品の
スターな2009年モデルが無くなり次第、
逆輸入車の流入は極端に少なくなると予想します。
もちろん、そんな状況でも、
抜け道を見出して逆輸入する業者はいると思いますが、
かなりやり難くはなるんじゃないでしょうか。
あ、一応念のためですが、
逆輸入車オーナーさんを否定するつもりは毛頭ありません。
ヤマハの戦略や事情はどうあれ、
やっぱりフルパワーが欲しい、という人の気持ちは判るし、
金額に納得が行って、保証面その他のデメリットを認識して購入されてると思いますが、
そういう選択肢がある以上、それもアリだと思います。
でも、逆輸入をする業者には、反吐が出そうな思いです。
大原則として、一度国外へ輸出された車輌はメーカー側の保証責任は無くなるそうですが、
逆輸入する業者では、現地で買い叩いた上に、為替レートでも相当利益を上げながら
保証面やアフターサービスについてかなりいい加減なところもあるようで、
何か起きた時に、自分のところの責任はさておいて、
本来責任の対象外であるはずのメーカーへ尻拭いをさせようとする
なんとも無責任な話もあるとか。
また、今年の4月以降の登録車輌は、騒音規制が今まで以上に厳しくなるそうなので、
現実的に国内登録できないんじゃないかと思います。
無責任な業者だと、「違法な手段」で、
後のことを考えないその場しのぎの仕事をしそうで恐ろしいですが・・・。
全ての業者がそうではないと思いたいですが、
逆輸入車を選びたい人は、それに付随するデメリットや責任も理解して
購入する必要があると思います。
安全に関わる不具合とかは別問題だと思いますが、
故障や部品供給、保証などは、輸入業者や自分で然るべき対応をするべきで、
メーカーに苦情を申し立てるのは筋違いのクレーマー行為みたいなもんです。
そういう人は逆車を買ってはいけません。
少なくとも、俺の知る範囲の逆車オーナーさんではそういう人は居ないと思いますが・・・。
なんか説教じみた話になりましたが、
とりあえず、プレスト逆車の動向を待ってる人がいたとしたら、
早いトコ国内仕様を予約する方が良いと思います。
フルパワーじゃなくてもVMAXは素晴らしいバイクだし、
もしフルパワーにしたくなったら、方法は既に確立されています。
カスタマイズの方向性の一つとしてフルパワーも選択できるんですから、
そこにこだわる理由はもはやあまり無い気がします。
念のためですが、ここに書いたのは俺の単なる与太話ですから、
一切責任持ちません!
極めて重症なヤマハ脳で書いてますから、
各自、自己責任にてご判断を・・・・・!
酔っ払ったので、以上
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