忍者ブログ
俺に再び明日は来るのか・・・?
カスタム検索
[25]  [26]  [27]  [28]  [29]  [30]  [31]  [32]  [33]  [34]  [35
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。




(注)これは結構事実に基づいてはいますが、
脚色とかも加えた、ややフィクショナルなお話です。十分ご承知おきください。

これは「第1回」からの続きです。



さて、そんな訳で新型vmaxの個人輸入のお手伝いをすることになったのが9月下旬。

当然ながらそんな経験は皆無なので手探りでのスタートです。

ちなみに、敢えて言うまでもないですが、
俺は自分の分は買えません。
お手伝いの動機は、
「晴れて輸入できたその時にはちょっと乗らせてもらえる」という
ただそれだけです。
まぁでも俺にとっては十分すぎるくらいのメリットです。
何と言ってもお金が無いんだからしょうがない(泣笑)

とりあえず輸入するのはHさんとその知り合いのUさんの2台です。
Uさんの話があるので、必然的にUS仕様を国内に持ち込む手段を考えることになります。

おそらく一般人だとまずお金の壁にぶつかるはずですが、
このお二人はどうもそういうお金には事欠かない種類の人らしいのと、
何よりも新型VMAXを日本で乗れるならいくらでも出すぜ!的な
殿堂入り相当なお方なのです。(Hさんは実際殿堂入りしてますw)

これは非常に心強いことです。

ちょっと調べてみれば判りますが、
個人輸入の壁は何と言ってもコストとの戦いになりそうなんですよね。

単純に考えても
車輌代+アメリカ国内および日本までの輸送料+現地手数料+国内諸費用
コレくらいは想像がつくと思います。

当然ながら妻子持ち+借金持ち(住宅ローン)でがんじがらめな俺なんかでは
本来であれば手を出す余地などないんですが、
「新型VMAXの乗せてもらう」という、やましい下心で突き進むのです。

さて、本題ですが、
車輌の個人輸入そのものは現地に協力者がいればさほど難しくはないようです。
問題は国内での登録をいかにパスするかにかかってきます。

ちなみに国内登録の検査は10台枠みたいなものがあって
10台までは同じ書類でできるそうです。
今回は2台だとすると単純にコストは1/2になるかもしれません。
レッドバロンのようにまとめてやろうとすればもっと効率は良さそうですね。
(商売としてやろうとすると別の問題も出てきそうですが)

当然登録には面倒な書類が色々と必要になるんですが、
書類上のハードルになるのは、
1)   排ガス検査
2)   ブレーキ検査
の二つになりそうです。

排ガス検査は測定と結果の証明書が必要になるようで、
これは避けられない道になりそうです。
ちなみに費用は10万円程度になるとか。

ただし、問題は「検査を受ければ良い」という話ではなく、
国内登録の基準に適合してなければならない、というところです。
高い金払って検査しても数値がアウトだったら元も子もないので
検査前に目安になりそうな数字は欲しいところ。

最大のネックはブレーキ検査、小難しく言うと
「制動装置の技術基準に適合しているかどうかの証明」
が必要なのですが、
これを国内でテストしようとすると恐ろしくお金がかかるらしいのです。
一説ではテスト用のコースでやらなければならないとかで
それだけでも100万円くらいかかるとかなんとか…。

いくらなんでもそれはコストかかりすぎなので避けたい。

この辺からはとても素人の浅知恵では手が出ない感じなので
Hさんのルートで輸入業者さんの協力を得ることになります。

この業者さんです。
普段あまり二輪車は扱わないそうなのですが、非常に誠実な対応で信頼のおけるところです。
とにかく頼りになりそうです。

こちらの担当Mさんによると以下の場合はブレーキ検査は免除になるそうです。
(いただいたメール原文まま)

1) COCペーパー(EC指令に基づく車両型式認可車両に交付される適合証明
書)が提出された場合
2)EU加盟国で生産された車両で、EU加盟国の自動車検査証が提出された場合
3)Eまたはeマークが表示されている場合
4)別表に掲載されている車両の場合(今のところ記載はないようです)

ということで、これらの証明が既にあるのかどうか、それを調べたいのですが、
それにはVINナンバー=車体番号が判らないことには調べようもないとか…。

まだ出回ってもいない車輌の車体番号なんてどうやって知ればいいのか…?
実はそんなこんなで、茂木でネック部のシールを接写して車体番号を探ったり、
アメリカで行われている試乗会で車体番号を撮ってきてくれないか、あてもなく情報を求めていたのです。

その他誌面やらネットに出回り始めていた試乗レポートなどの写真でVINナンバーが写ってるものとかも探してみたんですが、これがまた微妙に無いんですよね(笑)
惜しいのはあったんですけどね。

(惜しい写真)
03.jpg 01.jpg

拡大してもどうにも判読できないんですよね。
24とかで出てくる、解像度を上げて監視カメラの写真から犯人の顔を割り出す奴とか欲しいです。
怪しい通販のモザイク消しマシンとかじゃダメそうだし・・・・(笑)

車輌がデリバリ開始されればすぐに判りそうではあるんですが、
とにかく早く調べて、話を先に進めたい一心で調べてました。

>>つづく

PR



(注)これは結構事実に基づいてはいますが、
脚色とかも加えた、ややフィクショナルなお話です。十分ご承知おきください。


タチの悪い女に引っかかってしまったようなものかもしれません・・・。

「2000年に2000cc、200ps、200万円で発売されるらしい」
という噂(今考えればそれなりに当たっていたのかもしれない)に惑わされ始めて
それ以来10年近く、新型の情報を渇望し続けてきました。

奇しくも俺が先代VMAXを泣く泣く手放した2005年の秋、
東京モーターショーで突如プロトタイプの展示が出現してからは
その打ちひしがれていたタイミングも手伝って一気にヒートアップしました。

2007年のモーターショーでのオブジェ展示も当然見に観察しに行き、
それからは自分でもどうかしちゃったんじゃないかと思うくらいに様々な情報を漁りました。
「いつ発売されるのか?」「どんなスペックなのか?」「いったいいくらするのか?」
特許の図面とかまで漁っちゃってました(笑)

それはそう、一昔前の小中学生が女性の裸に憧れて、
公園に捨ててあるしわくちゃでページがくっついちゃったエロ本を
友達と木の枝でペラペラめくっては
「おぉー」とか感嘆の声を上げているような・・・・
(最近の小中学生はそんなことしないだろうなぁ・・・・ネットもあるし)
そんな禁断の果実を味わうような喜びみたいなものすら感じてました。

あれ?なんか話の方向性がずれて来たかも・・・。

そんなこんなで悶々としているところへ
遂に今年6月に新型VMAXが発表されたのです。

今まで想像するしかなかった物が、現実の物として目の前に現れたんですからもう大変です。

それはそう、
18歳になって公然とエロ本を立ち読みしたり、
ビデオ屋さんで宇宙企画とかのビデオを借りたりできるようになったようなもんです。
(ちょっと・・・いや、だいぶ違うか)

興味の対象は、より具体的な
「この機構はどんな働きをするのか?」とか「現物の質感やデザインはどうか?」
「写真じゃ良く見えないここんところはどうなってるのか?」
といったマニアックな方向性に進み始めます。

それはまさに、
塗りつぶされたあの部分やモザイクの向こう側への憧れに近いかもしれません・・・・!
(そろそろしつこいですかね・・・?)

そしてさらに症状が進行すると
ネットや雑誌でしか触れることができない情報では
満足ができなくなってきます。

そうこうしていたら、なんと! いろんな人のお陰さまで
9月に磐田のヤマハ本社で実物にお目にかかり
しかも現物に触れる機会まで得ることができちゃったりしたもんだから、
もう大変です。

えーと・・・そうですね。
生身の女性と、AとかBまではできたけど、Cは寸止め、みたいな状態です(笑)


こうなるともう若さ(?)ゆえの情熱はパッションして、

「今度は乗ってみたい!」(←もちろん女性ではなくて新型VMAXの話です)

という気持ちがボルケーノのように噴出してくるわけです。

忌野清志郎ばりに
「バッテリー(だけ)はビンビンだぜ!」
状態なわけです。


磐田に実車を見に行った帰り道のこと。
VMAX取材とはまた違う用件で俺と同様に便乗?していたHさんと
「とにかく乗ってみたい!」
「あれで走ってみたい!」
と、延々東京までの2時間半をそんな話ばかりしてました。
(BornBikersWEBのOさんはクールに爆睡されてましたがw)


Hさんも勿論バイクに乗る人なんですが、
「どうしたら乗れるかなぁ?」
「乗るならやっぱりフルパワーに乗ってみたいねー」
と、二人の話はあらぬ方向へ向かっていくのです。

国内仕様がいつ登場してどんな仕様になるかは判りませんが、

「規制対策というお役所によるくだらない制限が入る前の
《技術者が最適と判断したスペック》の車輌に乗ってみたい」

という気持ちはやっぱり出てきてしまうのです。

特にそれがVMAXの場合は尚更・・・。

ちなみにHさんはレッドバロンで予約も入れている人だったりするんですが、
正直言ってその線は全くどうなるか見込みも立たない状態です。
国内仕様の話が出回り始めてからは、より一層動きが見えないのです。

レッドバロンじゃなくても
いずれはどこかの業者さんが逆輸入することになると思われますが、
そんなのいつになるか判らないし、国内仕様の方もどうなるか判らないし。

とにかくヤマハからの帰り道、
俺はそんなの待ってられないくらい、
「一刻も早くあのVMAXに乗ってみたい」気持ちだったのです。

それはHさんも同じだったようで
「じゃぁ個人で逆輸入できないもんかね?」
「国内仕様も発表になる前にさ、
アメリカでのデリバリー開始と同時に航空便で持ってきちゃったら面白いよね」
とかいう話をなんとなく始めたのです。


正直、その時は半分冗談みたいなモンでしたが、
その後、ある依頼をきっかけに
更に話は具体的になり、のめり込んで行くことになるのです。


それは、Hさんが知り合いから受けた、
「アメリカで予約だけしたまま帰国しちゃったんだけど
日本に持って来る方法ってないかな?」
という相談でした。
 

・・・・つづく!(かもしれない。・・・余力があれば)


これは半リアルタイムに進行するストーリー・・・になるかもしれません(笑)
さて、どうなることか・・・・。

(例え話がおバカなものしか思い浮かばなくてすみませんでした・・・)


とりあえずつづき(第2回)へ




例の新型VMAXオブジェを見に原宿まで来ました。

まさか外にあるとは思いませんでしたよ!
現地に着いたらいきなり置いてあってびっくりしました。

そして…俺にとってはここ数年の内で一番の、
そう、新型VMAXが発表になったのと同じ位のサプライズな出来事もありました。

オブジェ目の前で、なんと
GKダイナミクスの一条さんと遭遇したのです…!

しかもそのまま30分以上VMAXについていろんなお話をした上に、
今度飲みに行きましょう、とか
もったいないお言葉までいただきました。
まあ多分に社交事例的なところはあると思いますが、
握手した時は感無量でした…。

あぁ…今日行って良かった…。
「俺流」の名前位はご存知だったことが、
これまた嬉しかったです…。

ちなみに展示は11月4日までやってるそうです。


あ、写真はデジカメ忘れて携帯で撮ったので暗くてどうしようもないけど、
記念にのっけたまでです。
左のニヤけたおじさんが誰なのかはヒミツです。

いやあ…生きてて良かったです…。

一条厚さんを知らない人は、
VMAX乗りとしてはモグリですから
イチから勉強し直してください!

とりあえず、
「一条厚 VMAX」とかで検索!






PROFILE
HN:
HP:
性別:
男性
ACCESS COUNTER
CALENDAR
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
QRコード
バナー
ブログ内検索
Access Analysis
ヤマハ・ブログパーツ
忍者ブログ [PR]